IRIAMで配信時のBGMをパソコンから直接再生する
お世話になっております、飯庭です。
IRIAMというライブ配信アプリでときどき配信をしています。
このアプリはスマホのみ対応で、PCからの配信と視聴ができません。
ここで問題になるのが配信のときのBGM。
IRIAMにはBGMを設定する機能はありません。
なので配信にBGMをつけようとすると、
リアル部屋に音楽を流す
↓
スマホのマイクで拾う
↓
_人人人人人人人人_
> BGMつき配信 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
というストロングスタイルでやることになります。
楽器禁止の賃貸に住んでいる身としては正直めちゃくちゃ厳しい。
で、パソコンから直接音声を流し込む方法を探しました。
今のところいい感じにできてるのでメモを共有しておきます。
僕の環境はこんな感じ。
・iPhone11
・Windows10(ヘッドセット端子しかない)
・USBマイク
先行でやってる人がいる
かねよんさんという方がnoteを上げてます。
あるなら書くまでもないじゃん! やったー!
でも自分で試してみたらなぜかノイズみたいな音しか入らなかった。
やだー!(分離ケーブル選びでミスったかなーと思ってます)
僕のメモについてはこのnoteの別解みたいな気持ちで見てください。
なおこちらにはエフェクトをかける方法の解説があります。
めちゃくちゃ参考になるのでエフェクトかけたいマンはぜひ。
やることの確認
PCで再生した音をリアルタイムでiPhoneに入れる機能はなさそうなので、「外部のマイクから入力された音」として扱います。
スマホのマイクが使えなくなるので、やる作業は次の2つ。
・IRIAMで配信したい音をパソコン上で完成させる
→マイクとBGMの音をヘッドホンから流せる状態にする
・ヘッドホン(ヘッドセット)端子の音をマイク音声としてスマホに流す
マイクの音がヘッドホンで聞こえるようにする
BGM+マイクで入れた自分の声が聞こえる状態にします。
IRIAMで配信したい音がまるっと再生できてればオッケー。
ここからはソフトのインストールがいらない一番簡単なやり方を書きます。
「VoiceMeeter Banana」とか使える人はそっちを使ったほうがいいです。
※どのマイクを使ったらいいかとかは各位ググってください。
僕は性能萌えなので不相応に良いマイクを使っています。
Blue Microphones Yeti - Silver USBマイク【日本正規代理店品】シルバー 1950
・「設定」画面を開きます。
・「システム」を選択。
・「サウンド」を選択。
入力デバイスに使っているマイクを設定したら、
「デバイスのプロパティ」を開きます。
・「追加のデバイス のプロパティ」を選択。
・「聴く」タブをクリック。
再生デバイス をヘッドホンのものに設定して、
「このデバイスを聴く」にチェックを入れる。
僕のパソコンだとこんな感じ。
「スピーカー」を選んでいるのは、
単にヘッドホンを接続したらヘッドホン再生に切り替わるものだからです。
これでマイク入力した音が聞こえるようになっているはず。
うっかりスピーカーで再生すると普通にハウるので気をつけてください。
パソコンとスマホを接続する
必要なものは以下3点。
・USB出力のあるオーディオインターフェイス
・3.5mmオス - 2RCAオスケーブル
・Lightning - USB 3カメラアダプタ
USB出力のあるオーディオインターフェイス
パソコンから出す音を「マイクの入力」として認識させたい。
「ヘッドホンの出力」と「マイクの入力」だと信号の種類が違うので、
認識してもらえるように変換しないといけません。
変換のために必要なのがオーディオインターフェイスです。
軽音やってたとか声優志望とかで持ってる人もいるかもしれません。
僕はどっちでもないので持っていませんでした。
買ったのがこれ。
UCA202っていうのも品番は違いますが同性能とのこと。
赤か白かの違いなので、好きな色を選べばいいと思うよ。
なにがいいって3000円程度で買える上にUSB出力がデフォルトでついてる神コスパよ。
音楽やってる人とかネット声優やってる人とかは、
せっかくなのでお近くの先輩や識者に聞いて、
適切なものを買ったらいいんじゃないでしょうか。
3.5mmオス - 2RCAオスケーブル
パソコンをオーディオインターフェイスに繋ぐケーブル。
ヘッドホン端子から、いわゆるライン端子への変換です。
Lightning - USB 3カメラアダプタ
こっちはオーディオインターフェイスからiPhoneに繋ぐためのアダプタ。
IRIAMはとても電力を使うアプリなので、
充電用のポートがあるお品じゃないと生きていけません。
USBは別に1個だけでもいいんですが、つい2つあるのを買ってしまった。
オタクには「多いに越したことはない」の精神が備わりがち。
Apple純正のアダプタでも5000円くらいです。
Appleへの信仰心が篤い方はこちらをどうぞ。
繋げるとこんな感じです
白い方がiPhoneに、黒い方がパソコンのヘッドホン端子に繋がります。
完成です。お疲れさまでした。
スマホ側で録音アプリを使って、ちゃんと入っているか確認してみてください。
ちなみに充電用のライトニングケーブルをアダプタに挿しておくと、
充電マークが出ているかどうかでアダプタが認識されてるかが判別できます。
そういう意味でも充電用ポートは便利。